工事補償引当金とは何かと言うと、請負工事を引渡してから、その後に必要となった場合には補修工事を無償にするというタイプの契約をしている場合であったり、完成工事の瑕疵担保責任をしっかりと負うために、引当金として計上するタイプの負債の勘定科目のことです。また、この工事補償引当金というものは、建設業で利用される引当金になります。
そして、工事補償引当金は、会計上での分別としては項目は費用になるのですが、税法上においては損金とすることはありません。工事補償引当金を計上していくのであれば、過去の補償工事費がどれくらいだったか、またはそれが完成工事高に対しての実績率といったことまで勘案することで、将来にわたっての見積補償額となってくる完成工事補償引当金を計算することになります。
そして、完成工事補償引当金は、その保障期間があとどれくらいなのかと言うことで、貸借対照表に記録する場合の区分は違ってきます。まず、1年以内という比較的短い保証という場合であれば、流動負債として記録されます。
そして、1年を越えるという比較的長い保証期間の引当金である場合には、固定負債として記録します。そして、この工事補償引当金というものは、債務性があるタイプの引当金となります。
また、同じように債務性があるような引当金の種類としては、製品保証引当金、そして賞与引当金、または退職給付引当金、そして債務保証損失引当金であったり、損害補償損失引当金といったものが存在します。
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