貸倒引当金繰入額とはなにかというと、企業が営業し活動していく上で生じてくる、売掛金であったり、受取手形、そして未収入金や貸付金、または前払金などといったような金銭債権を算出するときに、回収不能見込額が発生しないかと言うことを算出する、費用の項目に当たる勘定科目です。
この貸倒引当金繰入額というのは、非現金支出費用となりますから、賃借対照表でのキャッシュフローには関係がありません。
また、消費税は不課税取引となりますから、貸倒引当金繰入額を財務上の処理をしていく手段として、前期計上分を一旦全額戻入れる処理を施してから、その後になって今期分を計上していくという洗替法という手段と、前期の計上分と、今期で負担していくべき金額を算出し、それぞれを比較することで、差額を調整するという方式の差額補充法という二つの方法があります。
また、貸倒引当金繰入額を算出するための計算方法のなかでは、法人税法上で提唱されている方法によって計算する場合と、企業がそのタイミングにおいて合理的であると思われる、金銭債権に対してそれぞれの企業の定めた回収不能見込額を計算するという方法の二つが存在します。
そして、法人税法上の考えにおいて、個別評価金銭債権と対応いているようなタイプの貸倒引当金繰入額を計算していくのであれば、形式基準を基準として判断して行うパターンと、弁済猶予であったり、賦払弁済によって判断されるような場合も存在しています。
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