退職給付債務が存在しているような会社であれば、必ず積み立てをする必要があります。その積み立てを。外部積み立てとして運営していくのか、それとも内部によって積み立てていくかということで分かれてきます。
まず、これが外部としていく場合であれば、これは社員の退職金を、少しずつ前払いしているという捉え方をされることから、資産的な価値が見出されますが、自社の持ち物としては認めることができませんから、もちろん企業の資産とすることは不可能です。
また、内部(引当金)である場合には、退職給付債務というものが、認識されたタイミングにおいて発生しているという考えになります。
引当金の四要件は前述したとおり、将来起こりうる費用であって、そして当期よりも前に発生した事柄がその発生の起因となっていて、非常に高い発生率であることが予測されていて、そこで掛かるだろう金額を合理的な見積りをすることが可能ということです。これらの要件を、すべてクリアした場合には、義務として引当金として設定する必要があります。
また、会社が任意のタイミングと力加減で積み立てすることが可能なものを積立金といいます。これは純資産に入ります。退職給付債務分は事前に別個で準備をさせておきましょう。
こうすることによって負債となることもありませんし、まだ支払う相手というのも、確定されるということもありません。もちろん、これは任意の範囲ということになります。
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